帰宅ランのすすめ

帰宅ランで気を付けること

帰宅ランで一番優先すべきことは、事故なく怪我せずに家まで辿り着くことです。帰宅ランでケガしたとなるとサラリーマンとしてはばつが悪いですからね。日没後の暗い夜道には危険が潜んでいるので、日中のランとは違った注意が必要です。

帰宅ランを初めてやってみる方に向けて気をつけるポイントをまとめてみました。

事前の準備

ライトや反射板を身につける

日中のランニングと帰宅ランの大きな違いは、やはり暗いところを走るということに尽きるかなと思います。全身真っ黒な人間が走っていたら、周囲の人は驚きます。周囲の人にランナーの存在を気づいてもらうように、ライトや反射板を身に着けましょう。

帰宅ランルートを決める

会社から家まで、歩道を走って帰る場合、どれくらいの距離になるのか正確に把握している人は少ないのかなと思います。まずはGoogle Mapを使って、会社から家までのルートを決めて距離を確認しましょう。距離が長いと思ったら、途中まで電車やバスを利用する。逆に短いと思ったら、遠回りをするといったアレンジを加えます。また、なるべく車道沿いの明るいルートを選びましょう。

帰宅ランルートを下見する

初めて走る道の場合は、まずはGoogle Mapです。雰囲気をつかむためにさくっと確認しておきましょう。川沿いなどGoogle Mapがない道もあるかもしれませんが。また、実際に初めて走る時は、下見と思ってゆっくり走りましょう。路面の状況や危険なポイントがないかを注意深く確認するようにします。

走る時に気を付けるモノ・コト

歩道にある車止め

私は工事現場に気を取られて、この車止めに気づかずに足を引っかけてずっこけました。体は擦過傷だらけ。もう二度と注意力散漫にならないように誓いました。

歩道と車道の境目の段差

夜暗いところではちょっとした段差にも気づかないことがあります。ちょっとした段差で、足首をひねって怪我を長引かせてしまう可能性があるので、十分に気をつけましょう。

道の真ん中を走る

曲がり角やお店の入り口など、死角から突然人が飛び出してくることがあります。また、歩道の端は路面が荒れていることもあるので、極力道の真ん中を走るように心がけます。

走るときに気をつける人

イヤホンしながら歩いている人

Apple Airpods が大ヒットしてから、道をイヤホンしながら歩いている人が本当に増えたように感じます。彼らはイヤホンで耳をふさいでいるので、ランナーの足音に気づいてくれません。同じ進行方向の狭い道を歩いている人に、ずっと道を塞がれるようなことも多々あります。無理やり追い抜こうとせずに、気付いてもらうか広い道にでるまで待ちましょう。

Uber Eats の配達員

最近私が住んでいる地域にもようやくUber Eatsが進出してきました。便利になったのはいいのですが、帰宅ランナーにとっては要注意人物です。彼らは配達先の家をきょろきょろ探しながら、時にはいきなり立ち止まってスマホで地図を確認したりするのです。走っている側からすると、すごく危険ですよね。Uber Eatsや、それっぽいバックをもって歩いている人がいたら、気を付けましょう。

自転車を押し歩きしている人

これは私の体験談です。前方に同じ進行方向で自転車を押し歩きしていた人がいたのですが、追い抜くかなーというタイミングで、いきなり自転車を180度ぶん回して、走っている私に危うくぶつかりそうになる、ということがありました。本当にドンピシャのタイミングでびっくりしました。その方は悪気があってやったわけではなさそうな雰囲気でしたが、何か理由があって引き返そうとしたのでしょう。こういう人もいるという教訓になりました。

走るときに気を付ける場所

バス停付近

バス停でバスを待っている人は、ランナーよりもバスに目が向いています。特に夜はランナーに気づいてもらえないことも多いですし。バス待ちの人の目の前を通り過ぎようとしたときに、ちょうど目的のバスがやってくると、突然歩き出してぶつかる悲劇が生まれます。

お店や階段の出入り口

突然人が飛び出してくることがあります。夜でも人通りが多い繁華街はコースから外した方がいいですね。

車の出入り口

駐車場やガソリンスタンドから、歩道に向かってノンストップで飛び出してくる車は多いです。夜だから歩行者がいないように見えるんでしょうね。車のライトに注意して、車が飛び出てくるかもしれないランをする必要があります。

まとめ

夜のランは危険が潜んでいます。初めて帰宅ランをされる場合は、安全装備を揃えて、無理のないペースで始めることをおすすめします。

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